日本製鉄は7日、20年3月期の通期連結業績(IFRS=国際会計基準)について、連結事業利益見通しを前回予想の1千億円の黒字から3100億円の赤字に大幅下方修正した。(1)生産出荷量の減少(2)グループ会社の損益悪化(3)事業用資産の減損損失計上―などが響く。最終損益見通しも4400億円の大幅赤字となり、従来の400億円の黒字から大きく悪化する...