経済産業省がまとめた生産動態統計によると、19年の電気銅生産量は前年比6・2%減の149万5359トンとなり、2年ぶりに前年を下回った。18年は国内製錬所での大型定修がなく、過去最高の160万トン弱の生産量を記録していた。出荷量は同比5・3%減の138万26トン。半導体など電子材料分野の低迷で伸銅品向けが減少したことから2年ぶりに前年を下回った。