日本伸銅協会は28日、2019暦年(1~12月)の生産統計を発表した。総量は75万3005トンで前年比8・1%減。自動車や電子関連需要の減少から板条製品が軟調だったほか、住宅設備向けが多い銅管や黄銅棒も前年割れして2年連続のマイナスとなった。リーマンショックの影響が深刻だった09年の65万4千トン以来、10年ぶりの低水準。 主要分野別の動向...