18年度の工具鋼の熱間圧延鋼材生産は17年度比5・4%減の25万4千トン。形状別では棒鋼・線材と鋼板類がほぼ半々。品種別では炭素工具鋼と合金工具鋼が46%ずつを占め、最終的に自動車に係る用途が多い。 主に部品素材に使われる鋼板類と金型材や治工具など資材に多く使われる棒線で動向は異なるが、18年度は大半の各社別生産がほぼ前年度並みか若干の変動...