日本製鉄が八幡製鉄所(北九州市)で建設していた最新鋭の連続鋳造機が5月下旬に稼働する見通しになった。高い品質が求められる自動車の重要保安部品向け特殊鋼棒線などの半製品を製造する設備で、生産性向上のほか、高度IT(情報技術)を駆使した操業監視や点検作業の省力化が可能になる。稼働後は当面、ユーザーからのアプルーバル(品質承認)取得を進める計画で、...