日本鉄鋼業の低炭素社会実行計画の柱の一つで、環境・省エネ技術に関する海外協力の取り組みが大きく進展した。日本鉄鋼連盟によると、技術協力による2017度時点の二酸化炭素(CO2)排出削減効果は16年度よりも約4%多い6259万トン(CO2換算)に上った。同連盟は「日本製の省エネ設備がインドなど新興国で普及していることが大きい」と分析している。