17年度の鋼矢板生産量は16年度比7・5%減の69万9千トンと、前年の増加から再び減少に転じた。東日本大震災の復興需要がピークアウトしたほか、旺盛な中国向け輸出が年度末に失速したことで16年度を下回った。生産量は全3社のうちヤマトスチールのみ増加。生産シェアは新日鉄住金とヤマトスチールが拡大し、新日鉄住金が首位をキープし続けている。 17年...