軸受鋼の17年度熱間圧延鋼材生産は前年度比7・8%増の102万6千トンで、3年ぶりに100万トンを超えた。16年秋から自動車、建産機需要に支えられ増勢となり、17年3月から本格的に高位生産に移行し、17年度中は全く落ちなかった。形状別の比率では棒鋼(平鋼含む)が6割弱、線材が3割、管材が1割強を占め、棒鋼は前年度比6・3%増、線材は8・6%...