――上期は明るい話題に乏しかった。 「4~9月の荷動きは全体的に停滞していた。需要分野別では、自動車向けは通商問題により需要の先行きが不透明となる中、自動車メーカーによって需要の濃淡があり、底堅く推移している中部・東北・九州と比べると関西圏は悪かった。建築関連は働き方改革や人手不足の影響もあり中小規模物件を中心に工期が間延びして鋼材使用量も低...