鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は16日、中国の9月の鋼材輸出量が1千万トンを突破したことについて触れ、「日本への影響を注意深く見ていく必要がある」と述べ、韓国からの輸入を含め、輸入鋼材の動向をこれまで以上に注視していく考えを示した。 同日の懇談会終了後、鉄鋼新聞などの取材に答えた。廣瀬氏は、中国の鋼材輸出について、内需が伸びて...