日本電線工業会はこのほど、2029年度までの5カ年を対象とした、アルミ電線の中期需要見通しをまとめた。29年度の合計量は2万8千トンで、24年度実績値から年率3%のペースで増加すると予測する。主力の電力向けに加えてその他内需向け、輸出向けの全3分野ともに成長すると見通す。 分野別の動向は鉄塔に敷設する架空送電線など電力向けが2万トントン。年...