内・外装材は住宅、非住宅とも先行指標が振るわない。一部の分野を除いて引き続き需要は精彩を欠き、新たな好材料の台頭に結び付く動きの確認には至っていない。期待の改修工事も新築の落ち込みを補うような力強さはない。本格的な反転には、なお時間がかかりそうだ。 国土交通省の建築着工統計によると、1~6月における持ち家の着工戸数は前年同期比7・6%減。唯...