日本製鉄は9~11月契約(10~12月ロール)の国内向けステンレス線材価格について、ニッケル系(SUS304)はトン1万円値上げし、クロム系(同430)は5千円値上げする。原料価格指標(ニッケル・クロム・為替)を用いる独自の計算式に基づくアロイリンク部分の変動を反映し、今回は主に円安影響で値上げする。両鋼種の値上げは昨年6月契約以来となる。...