日本電線工業会は17日、6月単月の銅電線出荷統計(速報値)を発表した。各分野の合計量は5万1千トンで前年同期比4・6%増。電力向けと輸出向けが前年の水準を下回ったものの、主力の建設・電販やボリュームの大きい電気機械向けなどが前年超え。総量は8カ月ぶりにプラスへと転じている。 分野別の動向は通信向けが600トンで同7・9%増。7カ月ぶりの増加...