トータルの数は減っているが、傾向は変わらない―。厚生労働省が公表する、建設業における昨年まで直近10年間の休業4日以上の死傷災害発生状況について、前者が死傷者数、後者が墜落・転落の占める割合を端的に表している▼業種別で見ると、昨年の死亡災害で建設業が全体の31%と最も多く、このうち墜落・転落は2番目以降の要因に20ポイント以上の差を付ける3...