――まずは2025年3月期の総括から。 「前々期はコロナ禍の余韻が残っていたことに加え、ロシアのウクライナ侵攻、足元でも続く米中貿易摩擦といった世界的な不安要素などで景気が悪かった。一方、前期は景気が若干回復したことにより、熱処理事業(主に自動車部品や電池関連設備など)およびプラント事業(主に鉄・非鉄関連設備など)ともに受注額が増加したことな...