東京鋼管会が発足したのは、高度経済成長のまっただ中にあった1958年(昭33)。東京都中央区を中心としたパイプ問屋が集まって設立した「東京中央鋼管会」を前身とする。翌59年3月には、東鉄連の前身である東京都鉄鋼取引改善委員会に加盟し、65年から現名称となった。 創立起案者は8人。初代会長には現会長の祖父に当たる岡部耕平氏(東成鋼管)を選任し...