韓国で3月に始まった日本と中国から輸入される熱延コイルへのアンチダンピング(反不当廉売=AD)調査が、仮決定を前にさまざまな観測が飛び交っている。仮決定の期限は6月3日の大統領選挙と近いタイミングだが「選挙前の今月中にも判断が出る」「7月まで延期される」と見方もまちまちだ。現地で一致するのは「建材需要の不振で日本以上に韓国内需は厳しい」との...