東京製鉄は19日、6月契約の鋼材販売価格を全品種で据え置くと発表した。全面据え置きは3カ月ぶり。米国の関税政策の不透明感から海外市場は停滞感が続いている。国内需給は総じてバランスしており「第2四半期にかけて下げ渋り感が出ることを期待する」(小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長)と指摘。今月は販価を据え置くことで先月までの販価引き下げの浸透を...