日本アルミニウム協会がまとめた2024年度のアルミ圧延品需要部門別特殊分類出荷実績によると、流通業者の扱う店売り一般材を含む「卸売・小売業」向け出荷量(板・押出合計)は、前年度比14%増の7万3107トンだった。増加は2年ぶり。半導体製造装置用アルミ板に回復の兆しが見えた。 品種別では、板類が16%増の5万9080トンだった。前年に続く6万...