関東地区の鉄スクラップ市況は様子見で横ばい。海外市況の軟調と為替の円高進行を受けて、HSや新断など上級品種を中心に湾岸価格は下げ基調となっている。一方、H2を主体とする電炉メーカーの入荷はおおむね使用量見合い。関東鉄源協同組合による1万5千トンの船積みが23日まで行われており、市中ヤード業者の品薄感も根強いことからH2の需給は大きく緩んでい...