北海道地区の一般鋼材は、冬場不需要期が明け新規需要動向に期待が寄せられる。その中で鋼材需要や仕事量の先行指標ともなる鉄骨工事の共同積算量は1~3月累計が前年比42%減の1万8334トンで、この10年で最低を記録した。当初、本年度後半には札幌の再開発をはじめ全道で建設案件の活発化が見込まれていたが、人手不足や諸資材高騰の影響もあり、再び遅延や...