建設や自動車、産業機械など鋼材の需要産業の活動水準がさえない。例えば1月の住宅着工戸数をみると、新設住宅は9カ月連続、非住宅は7カ月連続のマイナス。非住宅では事務所・工場向けが前年同月に比べ半減という厳しい状況だ▼建築向けの鋼材消費量という点では、非住宅の割合が圧倒的に大きいが、持ち家やマンションの販売動向も無視できない。マンション購入と同...