銅スクラップは来年も品薄を背景に集荷難が継続すると見込まれる。伸銅メーカーと問屋間で今月行った2025年1~3月期長期契約交渉では、タイトな需給環境を理由に問屋から数量条件を調整する動きがあり、前四半期比で横ばい~減少の結果が見られた。市中からは、低調な発生に加え集荷競争が慢性化する中で「価格条件も折り合わなかったのではないか」との声が聞か...