二酸化炭素(CO2)を回収して地下に貯留する国のCCS実証事業で、日鉄エンジニアリング(社長・石倭行人氏)が担当する基本設計の内容が明らかになった。日本製鉄の3製鉄所向けとなるCCSが対象で、2030年度をめどとする事業化に合わせ、CO2の分離・回収設備や移送用ラインパイプなど関連施設の一括提供を目指す。1件当たりの受注額は1千億円規模を見...