東京製鉄は18日、12月契約の鋼材販売価格について全製品を前月比で据え置くと発表した。全面据え置きは2カ月連続。小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長は「国内市況は確実に下げ止まり感が出てきた」と指摘。「現行販価を底値圏として打ち出し、早期の底入れを図りたい」とした。なお、酸洗ラインを再稼働した田原工場(愛知県田原市)の5幅の酸洗コイルを今...