今年は米国の金融政策と中国の景気動向を要因に、銅の国際相場が激しく動いた年だった。年内の最高値と最安値の価格差は2700ドル超で、昨年よりも1千ドル超広いレンジで推移したことになる。しかも今年は春先と秋口の2回、短期間で価格が大きく急伸する局面があった▼足元ではドル高と中国の景気刺激策への期待感の後退から、やや弱含みで推移しているが、強弱材...