三菱重工業は、製鉄機械に関する知的財産などを9月15日付で三菱日立製鉄機械(MH)に移転すると発表した。独シーメンスと同事業の統合を進めている上で、重工本体が保有している権利関係をMHに集約する狙い。重工は知財や権利関係を移す手法として会社分割を用い、これをMHが吸収する形をとる。これに対し、MHは重工へ2株を割り当てる。MHの発行済み株数は...