日本製鉄は6月契約の店売り向けニッケル系ステンレス冷延薄板販価をトン1万円値下げする。LMEニッケル価格低下と為替が円高に振れた影響で、独自のアロイリンク方式に基づくアロイ価格が前月比1万円下げとなる。4月契約で価格改定を見送り、この際のクロム価格影響分(5千円下げ)について5月契約でも反映を先送りしたが、今回改めて反映しないと決めた。実質...