鉄鋼産業懇談会(鉄産懇)の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は10日、鋼材需要を取り巻く足元の状況について「米国の関税政策の影響で、全体として不透明感が強まっている」と述べ、各需要分野でマイナス要素が多くなっているとの見方を示した。 同日の懇談会終了後、記者団の質問に答えた。輸入鋼材については、4月輸入量が普通鋼、特殊鋼を合わせて44万トン強にな...