日本鉄鋼連盟の進藤孝生会長(新日鉄住金社長)は22日の定例記者会見で、中国の昨年(2017年)の粗鋼生産量が過去最高を更新したことについて、「生産量は増えているが、(能力削減に向けた)中国政府のコントロールは利いている」と述べ、中国の生産増による市場への影響は当面考えにくいとの見方を示した。一方、政府が企業に3%程度の賃上げを要請しているこ...