16年度の構造用合金鋼の熱間圧延鋼材生産は15年度比5・5%増の367万8千トン。形状別では棒鋼・線材が8割弱であり、この他にスラブの占める比率が比較的高い。棒線生産だけを見れば、自動車関連需要が総じて堅調を維持し、建機関連需要が下期に回復する中で7%強増えた。 首位の新日鉄住金のシェアは1・8ポイント低下の31・1%。日鉄住金鋼鉄和歌山の...