16年度の機械構造用炭素鋼の熱間圧延鋼材生産は15年度比3・2%増の478万7千トン。形状別では棒鋼・線材が8割台半ば、鋼帯が1割強を占めた。棒線と鋼板では規模や需要先が異なるが、大きな流れとしては、自動車関連需要が総じて堅調を維持したことに加えて、大物部品の多い建機、トラック関連が下期から増勢となった影響を反映した。 首位の新日鉄住金のシ...