東海地区の鉄鋼需要にもつながる「リニア中央新幹線」(2027年開業予定。品川—名古屋間を約40分で結ぶ)の工事は、18年から本格化しそうだ。111工区に分かれ、鋼材使用量は全体で200万トン、低磁性鉄筋だけで約26万トンの鋼材需要が見込める。工事の大半はNATM工法(新オーストリアトンネル工法)を採用し、リニア開通を契機として名古屋駅前の再開...