国際銅研究会(ICSG)がまとめた1~8月の世界銅地金需給バランスは、53万5千トンの供給過剰となった。前年同期は7万5千トンの供給過剰だった。中国の見掛け消費量の減速などで消費量が微増にとどまる一方、中国とDRコンゴの増産で全体の供給量が押し上げられ、前年同期に比べ過剰幅が拡大した。 1~8月の銅地金需給は、供給量が1833万2千トンで前...