H形鋼は様子見。先月の東京製鉄の値下げ発表で、鋼材の全体感として弱い印象に向かった空気があったが、その後中国製ビレット輸出の反発や円安傾向など、海外事情を手掛かりにスクラップ価格が反転。混迷した情勢となり、どういう形で落ち着くかを見極める段階と思う。 ただ、低迷した需要が大きく回復する兆候はなく、年度内は厳しいという見通しが業界の大勢を占め...