7月下旬から下落局面が続いた鉄スクラップは、先週9日の関東テンダーが高値となり、全国的にメーカーが購入価格を引き上げた。当地区でも地場メーカーがH2の購入建値を10日に1500円、15日に1千円値上げしている。これで底打ちから反発を見せたものの、国内メーカーは需要見合いの生産を続けており原料購入意欲が旺盛ではなく、市況はいまひとつ上伸力を欠...