中部地区老舗カラー鋼板流通の小山金物(資本金2千万円、本社・静岡県浜松市、代表・小山直子氏)が先月末で自主廃業した。創業100年を目前にして、同社が下した決断には、業界から驚きの声が上がった。さまざまな経済の荒波を乗り越えたかに見えた老舗がなぜ廃業を余儀なくされたのか、背景に迫った。