中板は東京製鉄が10月契約分で熱延コイルやカットシート品を1万5千円値下げしたことがトリガーとなり、軟調ムードを一段と色濃くしている。先週には地区市況が小幅反落し、市中実勢は無規格定尺品(3・2ミリ、ベース)=11万円どころ。 中板を含む熱延鋼板類は夏場頃から軟化基調が鮮明となりつつあり、関西圏では東鉄値下げ前に薄中板市況が反落。首都圏でも...