関西地区の店売り薄中板市場はコイルセンター(CC)など扱い筋各社が在庫調整を続けているものの出庫が鈍いため、自販在庫率は2~3カ月で推移している。地区では鋼材需要の低迷や先安観が漂っていることなどから小口当用買い中心で扱い筋の在庫消化は円滑でないもよう。