関西コイルセンター工業会と大阪鉄鋼流通協会(OSA)薄板部会は、8月の薄板流通動態調査をまとめた。コイルセンター(CC)など流通各社は仕入れを制限しながら在庫調整を続けているが、出庫が鈍い。そのため総計の在庫率は熱延・冷延・表面処理の全品種で上昇し、2カ月を上回った。 品種別の総計在庫率を見ると、熱延が2・24カ月(前月1・75カ月)、冷延...