三井金属の金属事業本部は、2025年度から始まる中期経営計画の成長戦略の一つとして、廃電子基板などEスクラップに含まれる鉛系元素の回収を強化し、収益力の強化につなげる。Eスクラップを処理する社外の銅製錬所で発生する鉛濃縮残渣を増集荷・増処理し、錫やアンチモン、ビスマスなどの有価金属の回収を増やす。海外の銅製錬所を中心に集荷を拡大するとともに、...