特殊鋼は扱い筋による平・角鋼(S50C)の値上げが市中へ浸透した。磨棒鋼でスポット的な安値商いが発生する一方、構造用鋼の丸棒は6月の値上がり後おおむね同値圏内で推移。目先も横すべり調となりそう。 工作機械や産業機械向けの数量がわずかに増え始めたとする向きもありながら、足元では低調な荷動きが続く。店売り材の日当たり販売は6月を底に緩やかに上向...