建設用電線大手メーカーのSFCC(本社・川崎市川崎区、社長・川瀬幸雄氏)は切断加工に関するコスト増の深刻化に伴い来年にも製品を値上げする考えだ。供給時に顧客の求める長さに電線を切る作業は人手が多く必要。切断の頻度や人件費の増加が収益を大きく圧迫している。さらに今後の切断作業の人員確保へさらなる待遇改善も重要。川瀬社長は「現在のサービス体制を途...