日本電線工業会はこのほど2024暦年上期(1~6月)の銅電線出荷統計(推定値)を発表した。総量は30万2378トンで前年同期比0・5%増。ボリュームが大きい電気機械向けのほか自動車向けが前年割れ。一方で主力の建設・電販や電力向け、輸出向けなどが伸びた。暦年上期としては2年ぶりに前年の水準を上回っている。 分野別の動向は通信向けが4201トン...