今年前半は需要がさらに縮小すると覚悟している。ただ、下期はワクチンの開発などで世界経済のさらなる復調も期待でき、特に関西は大阪万博に向けた動きが少しずつ出始めるのではないか。一方、鉄スクラップは中国の輸入再開だけでなく、脱炭素のための電炉生産シフトという底流もあり、高値が続きそうだ。電極など副資材も海外の鋼材需要増が顕著で、スクラップほどで...