普通鋼電炉業界、2021年展望と課題田邊寛隆氏(新関西製鉄社長)/今年上期には生産設備集約整う
平鋼需要のピークは約200万トン。当社発足時の2001年には137万トン程度まで減り、昨年は70万トン前後になりそうだ。今年は多少改善するだろうが、需要が以前の水準に戻るとは考えにくい。また、コロナ禍よりも米中貿易摩擦の影響が大きく、一昨年10月ころからすでに当社の受注は3割減っている。縮小した市場に対応するため、当社は生産設備の集約に取り...
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