14日に電気銅建値が1トン当たり163万円をつけた。史上初の160万円台で未曽有の高水準。電線や鋳物など銅のユーザー産業からは悲鳴が上がり、市中では「死活問題」との声も▼「業績的に厳しい影響が出る」。ある機器用電線メーカー幹部は明かす。銅価連動で販売価格をリアルタイムに変えられる製品は少なく、主要資材の銅の価格高騰は収益を直撃する。「対策を...