昨年の九州・沖縄経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行の影響もあり、着実に回復した。 個人消費ではインバウンドを中心とした観光需要が、設備投資では活況が続く半導体分野がけん引する構図で、産業団地等の用地整備も熊本や鳥栖・小郡エリアをはじめ各所で計画・推進されており、2024年問題を抱える製造分野や物流分野の工事量は底堅く推移した。裾野が...