――事業の現状からお聞きしたい。 「2023年度は特に下期から人手不足や資材高で工期が遅れ鋼材需要が落ちた。中部地区は特に鉄筋棒鋼や一般形鋼の需要が低迷している。21、22年度と粗鋼生産量は100万トンを超えたが今年度は届かないとみている。一方、資材価格などの高止まりを背景に販価は一定のレベルで推移した。マージンも当初計画よりも拡大でき、目標...